2022/02/01 18:40
寒い日が続きます。嫌なコロナも続いています。通りを歩く人がまばらで、車の量も少ないような気がします。日々やることは変わりないのですが。30年近くほぼ毎日、ミシンで何かを縫っています。誰よりもミシンと一緒の時間が長いので、ボケたら話しかけてそうです。今もありがとうとゴメンはつい言いますねぇ...今日は作業の一部のことを書こうと思います。バッグを作る時に僕が一番難しい、神経を使うのがハンドルです。素材や長さ、幅、強度も重要なポイントで考えることが沢山あります。写真はナイロン素材の制作風景ですが、アイロンを使いにくい素材なので試して縮むようなら、指の腹やミシンの縁でしごいて折り目を付けます。縫う前後にしごくと良いです。デニムなどの厚い物にも有効です。アイロンを出すのが面倒な時、一度試して下さい。次の写真。左手の白い短冊は紙ヤスリと葉書を貼り合わせた道具です。短冊の右側を押さえ金が踏んで通るように縫っていきます。二枚を縫い合わすと、どうしても上の生地が先に進んでズレてしまいます。それを防ぐ為の道具です。メリヤスなどの伸びる生地にも、目飛びが軽減されオススメです。右の四角い物は磁石です。これをガイドに縫うと真っ直ぐキレイに縫えますよ。紙ヤスリも磁石も100円ショップの物で充分です。紙ヤスリは生地を痛めないよう細番手がオススメです。磁石は荷物を掛けるフック付きの物を、出来るだけ磁力の強い物を選んで下さい。縫っていて磁石がズレる時は二個重ねると良いですよ。フックが邪魔で取ったこともありますが、ミシンから外す時に苦労するので(磁力が強い為)ある方が良いと思います。高い道具でなくても知恵と工夫で解決出来ることはイッパイ有ります。こんな感じでコロナも不景気も解決出来ることを信じています。